自分のごはんも『昨日は何を食べたっけ?』なんてこともある日常(汗)、うさぎの食事内容や体重、行動の様子、ウンチ、おしっこの状態、微妙な変化など、少し前を思い出そうと思ってもなかなか難しいものです。
特にお腹の弱いうさぎや食欲にムラがある、体重の増減が激しい子などは日記が必ず役に立ちます!
そこで読者の皆さんの中で生活日誌をつけている方に内容を見せていただきました。各々がつけやすい形式で多少間が空いても続けていくことが大切ですね(No.75より改編)。
どんな内容を記録していくか
最近はスマートフォンのメモ帳が便利という方も多いでしょうから、簡単箇条書きでもいいので、うさぎの日記を日課にしていきましょう。
まずは日記の目的として「1年間のうさぎの体調を把握」することです。
○記録してほしい項目
☆うさぎのプロフィール
〈メインページに記載〉
生年月日・性別・年齢・体重
避妊・去勢の有無
マイクロチップ 装着していたら番号
うさぎの性格
普段の食事内容
既往歴・現在かかっている病気
かかりつけの動物病院
☆毎日(定期的)な記録
・日付、室温、湿度、天気(外気温)
・食事内容
・うさぎの食欲
・うさぎの行動
※いつもと違う様子:変化があったときの時間、食欲が落ちているとき(ごはんをどれくらい残したか)、うんちが小さいとき、うんちの数が少ないときは必ず記載しましょう。様子が違うときのうんちや表情は写真で撮っておきましょう。
※体重は定期的に(1ヶ月に2回程度)計りましょう。
※動物病院にもノートを持参しましょう。
Aさん(群馬県)
Aさんは医療従事者で、カルテに記載することが生業であるように、動物病院へ行くと獣医さんが話してくれた内容を、ココロのおうちさん製作のメディカルノートに記録しています。その内容は端的であり、自分だけがわかるような形式ですが、前に病院へ行ったときに言われたこと、注意して観察していくことなどを振り返ることができ、役立っています。
また、おうちの女の子うさぎが気難しい時があるので、コミュニケーションを深めたいと行動記録を日記にしています。一進一退ではありますが、距離を詰めようと努力している様子が伺えます。
Mさん(東京都)
キャシーちゃんは前庭疾患(膿瘍)で通院しているため、通院記録を自分で作って、わかりやすく記録しています。その項目は通院日・理由・体重・診断・経過・治療内容・備考に分かれています。
獣医さんに診察中に言われたことはすぐに記録しないと忘れてしまいますので、待合室で記載するか、おうちに戻ってすぐに記録したほうがよいでしょう。闘病については、獣医さんの処置だけでなく、おうちでのケアが重要であるため、ご自身も病気を治すんだというお気持ちがノートから伝わってきます。
編集部でもノート作りました!
これまで編集部では何度か生活記録手帳を雑誌付録でつけてきました。でも後悔として少し項目が多すぎたかなと反省しています。面倒になると続かなくなってしまいますよね…。
あくまでも『簡潔に続けられるように』を意識して、今回、デザイナーのぷらすらびっとさんにご相談して「通院記録note」を製作しました!
お薬手帳と同じA6 (横105mm × 縦148mm)サイズにし、通院した理由、症状、お医者さんから言われたこと、処方された薬を端的に記入できるようにし、病院のレシートが貼れるような作りになっています。
☆ぷらすらびっとさんのサイトでご紹介、販売しています。https://plus-rabbit.com/?pid=152857383