うさぎの健康

年末のセルフボディチェックをお願いします!

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気づいたら2021年はあと1ヶ月で終わりを告げます…。1年間飼い主さん&愛うさちゃん、お疲れ様でした。コロナ禍で行動が制限され、我慢することも多かったでしょうし、みなさんそれぞれ例年以上に頑張り続けてきたことと思います。そこで私たちの大切なうさちゃんにも目を向けてみると、ポーカーフェイスに見えるうさちゃんも飼い主さん同様にストレスが蓄積し、健康上の問題を抱えていないとも限りません。一年の最後の月にご自身でできる範囲の健康チェックをしておきませんか。特に年末年始は動物病院が休みに入ってしまい、診てもらえないということもあります。今のうちに健康状態に問題はないか各部位ごとに観察したりさわってみましょう(一部2016年冬号流用)。

チェックするポイント

ここで取り上げる項目は、イエスであればチェックしてください。

まずは体全体を上・横から観察し、いつも(健康)の時と違った点がないか確認します。そのあと、抱っこして頭からゆっくりなでるようにしてお尻までさわっていきます。

ボディチェックは、たいがいのうさちゃんはさわってもらえるので喜んでくれますし、コミュニケーションが深まり、体の代謝もよくなるので一石二鳥です。

各項目の中でチェックがつかない(反対の状況)で、病院の検査が必要な可能性が高いものには【◆】をつけています。病気のサインであってはいけませんので、早い段階で病院へ早めに行って診てもらうことをおすすめいたします。

☆体全体・動く&食べる様子・排泄物を観察

□食欲があるか【◆】

□毛ヅヤがあるか

□毛の表面にフケがないか

□ブラッシングは十分行えているか

□上から見て体つきが左右対称か【◆】

□背骨が曲がっていないか【◆】

□うんち、おしっこの状態はいつもと同じか【◆】

 ※うんちが黒い・硬い・少ない・小さい・まばらの場合はおなかの状態が悪い警告です。毛がつながっている・毛が混じる場合は出ている分まだいいですが、ブラッシング不足の可能性も…

□盲腸糞を食べているか

□震えたり、目を閉じたりしていないか【◆】

□動きが鈍くなっていないか

いろんな角度からうさぎを観察
硬い糞は状態・大きさ・色・量を確認

☆体全体をさわる

□耳の温度、体温がいつも通りか(熱い、冷たいといった異常)

□肉付きの確認。脂肪は適度か(つきすぎていない、骨ばっていない)

□皮膚にしこりや違和感がないか【◆】

□さわると嫌がる、痛がる箇所はないか【◆】

□体がこわばっているところはないか

☆目

□目の輝きがあるか

□白く濁っていないか【◆】

□涙、目ヤニはないか【◆】

□充血していないか【◆】

□目の縁が赤くないか【◆】

□眼球の位置が左右対称【◆】

□目が左右・上下に動いたりしていないか(眼振)【◆】

☆耳

□緊張していないか

□普段より熱くない、冷たくないか

□表面、内側に血管が見える

 ※貧血の時は白くて見えない

□耳を頻繁にかいたりしていないか【◆】

□耳あかがたまっていないか【◆】

□においがしないか【◆】

☆鼻

□呼吸が規則的であるか【◆】

□呼吸がスムーズか【◆】

□鼻水が出ていない、くしゃみをしていないか【◆】

□呼吸音がしないか

 ※ズーズーやいびきのような音がする【◆】

□かさぶた、ハゲなどがないか【◆】

☆口

□よだれが出ていないか【◆】

□歯…上下の切歯(前歯)のかみ合わせ、長さに異常はないか【◆】

□牧草を上手に食べているか【◆】

☆胸

□肉すい(マフ)が適当な大きさか

 ※肥満になるにつれて大きくなる…

□肉すいにしこりはないか【◆】

※基本は女のこの胸元にあるが、男のこでも太りすぎで大きくなるこがいる。女のこは避妊手術後はなくなってしまうことがある。

□乳腺に腫れ、しこり、できものはないか【◆】

☆足

□歩行に問題はないか【◆】

□前足…汚れがついていないか(毛に鼻水がついてゴワゴワ)【◆】

□爪が伸びていないか、折れていないか

☆おなか

□適度な弾力があるか(軟式テニスボールくらいの張り)

 ※おなかが硬い【◆】

☆肛門・睾丸

□肛門の周囲が汚れていないか

□オス…睾丸が腫れていないか、色はきれいか、左右の大きさは同じか【◆】

□メス…おりもの、血などがついていないか【◆】

最後に

どうでしたか。うさちゃんに問題ありませんでしたか。

抱っこができない飼い主さんは、ボディチェックがしづらいと思いますので、クリスマス前くらいを目途に動物病院へ行き、健康診断をしておきましょう。おうちで頑張ってトライしてみたいという人は「さわる」という点ではキャリーに入れている状態でもOKです。

ご存じのようにうさぎは病気を隠す動物です。少しでも予兆・サインが出ている場合、初期段階であるほど軽症で済むことがあります。飼い主さんこそ一番身近なうさちゃんのナースなのです。