うさぎの飼い方

カラードグリーンの季節の変化

うさぎ畑で栽培する冬野菜のカラードグリーン。濃い緑色の大きな葉っぱが特徴的なアメリカや南米地域でよく食べられている野菜です。うさぎさんの食いつき良いので、うさぎ畑の冬野菜の中でも人気の1品です。以前、カラードグリーンの生育はご紹介しましたが今回は季節の変化について、お伝えさせていただきますね。

収穫したカラードグリーン

この写真は、収穫したカラードグリーンの葉っぱです。濃緑で厚めの葉っぱがおいしそうで食欲をそそりますね。うさぎさん、美味しそうに食べています。

収穫したばかりのみずみずしいカラードグリーン。

寒さに当たると紫色の着色が進みます

カラードグリーンは、真冬の季節になると、葉っぱでアントシアニンが生成され、紫色の着色が進みます。これは、葉の表面にポリフェノールの一種であるアントシアニンを作ることで、厳しい寒さから葉緑素であるクロロフィルを守っていると考えられています。また、寒い時期は葉の中の糖分を高め、凍りにくくする作用が働くため、葉っぱを食べるうさぎさんは甘くて美味しいカラードグリーンが食べられるとも言えますね。 これらは、カラードグリーンだけでなく、ケールやブロッコリー葉も同じことが言えます。

紫色に着色したカラードグリーン。

春が近づき、つぼみが付いたカラードグリーン

3月になり春が近づいてくると、花を咲かせるために、カラードグリーンにはつぼみが付き始めます。やがてつぼみは花になり、きれいな花が咲いた後に種になり、次世代に命をつなぎます。

つぼみが付き始めると、カラードグリーンは収穫の終了のサインです。カラードグリーンは花を咲かせるために栄養を使うので、新しい葉っぱが作られなくなっていくからです。

つぼみの付いたカラードグリーン。

まとめ

栽培農家としては、花を咲かせるために収穫できなくなったカラードグリーンは残念な気持ちもありますが、自然の恵みを皆様にお伝えし、お届けするのが農家の役割。次世代へ命をつなぐ季節の営みも自然の恵みだと理解しながら、栽培に取り組んでいきたいと思います。

ABOUT ME
小島学 (オジママナブ)
うさぎさんのために生野菜やチモシー牧草を栽培している専門農家。 一羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。 うさぎ畑オンラインショップ(https://www.rabbitfarm.jp/)を運営中。 高知県在住。