今回は国内では珍しい立ち耳のうさぎの品種、ポーリッシュについてご紹介します。秋田県でポーリッシュを中心とした専門店「ラビットハウスナイア」をオープンした谷藤さんにお話しを伺いました。
教えてくれた人/ラビットハウスナイア・谷藤恵梨香さん
2019年、秋田県湯沢市でポーリッシュのうさぎ専門店をオープン。8年前にうさぎと出会って「無敵な可愛さ、表現豊かな仕草、飼養管理のしやすさ」に魅せられる。立ち耳のうさぎが好きでお迎えしてきたこともあって、立ち耳の中で人懐こい品種であるポーリッシュの存在を知り、お迎えする。実際に人と暮らしやすいうさぎであることを実感し、より多くの人に知ってもらいたいとこのたび専門店を立ち上げる。店名はハワイ語でイルカ。幸運の象徴から名づけたのだそう。
ポーリッシュとは
原産国はイギリスとドイツで1960 年代に誕生したARBAの登録品種です(ショークラス/シニア/オス・メス 6ヶ月以上 1・59㎏未満 理想体重1・13㎏ )。ポーリッシュはネザーランドダッチ種の突然変異種とされ、この種と野生の小型種との交配から、ネザーランドドワーフが生まれました。いわばネザーの原型です。
カラーはとてもシンプルで、ブラック・チョコレート・ブルー・ルビーアイドホワイト・ブルーアイドホワイト・ブロークンです。
ネザーランドドワーフとの違いが気になる方も多いと思いますが、外見としては、綺麗な毛並み、少し面長の顔と少しだけ長い耳をしていて、よりうさぎらしい顔立ちをしています。
ポーリッシュの魅力
男の子も女の子もとにかく温和で人懐こい性格をしています。人とふれあうことが大好きでケージを開けると、ずーっとなでてもらいたがったりするんです。うさぎはなつかないと思っている方にぜひお迎えしていただきたいですね。お迎えしていただいたらコンパニオンアニマルとして人と意思疎通ができるよい関係が築けるはずです。
ポーリッシュに会いにきてください
当店は秋田県湯沢市に自宅兼ショップを構えており、ARBAの基準に従い純血種のショーラビット・ペットラビットの自家繁殖を行っています。温度管理を徹底し、うさぎさんの健康に良いフードを与え、適度な運動、衛生的な環境を整えています。現在は県内から見えるお客さまが多いですね。ホームページを見てくださったり、店舗の前を通った方が立ち寄ってくれています。
ポーリッシュは国内にはほとんどいない品種であるため、知らない方が多いと思いますので、興味を持ってくださった方はぜひご連絡をお待ちしております。人慣れしているうさぎたちにじっくりと会ってほしいです。