うさぎにまつわる言葉、いくつ知っていますか?「二兎を追う者は一兎をも得ず」「脱兎のごとし」など、普段よく使う言葉の他にも、うさぎが登場する言葉はたくさんあります。今回は、その中から7つのうさぎのことわざをご紹介。たしかにその通りとうなずいたり、意外なうさぎのイメージに驚いたり…きっと楽しい発見があるはずです。
物事が順調に進んでいる時は、心も軽く坂を上っていけそうな気分ですよね。ピョンピョンと軽快に跳ねていくうさぎのように。
ついついうさぎと一緒に昼寝をしてしまう、という飼い主さんも多いのでは? でもその間にいたずらをしていることもあるので油断は禁物です。
うさぎの毛はふわふわで柔らかく、その抜群の手触りの良さに日々癒されている私たちにとっては、実感をともなう言葉です。
叱られても「兎に祭文」とばかりに無視を決めこむうさぎですが、「地獄耳」と同じ意味で「兎の耳」という言葉もあるのでうわさ話はほどほどに…
うさ飼いなら思わず、自分の家のうさぎの糞を見つめてうなずいてしまいそう。もし繋がっていたら毛球症にご注意!
うさぎが逆立ちをしたら、本当に耳が痛そう! でもあの短い手で踏ん張っているところを想像したら・・・ちょっと笑えますね。
ノウサギの母親は1日1、2回の授乳以外に子供の世話をしないことからできた言葉だと思われますが、野生下では危険から守るための知恵なのです。
<参考文献>
百分の一科事典・ウサギ スタジオ・ニッポニカ編 小学館文庫
ことばの民俗学・動物 中川志郎 創拓社