うさぎの基本

初めてさん講座9 うさぎが発するサイン・行動(不安、不満、体調不良編)

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前回、うさぎさんの「嬉しい・楽しい」などのお話ししたので、今回は「嫌だ・怒り・体調不良」の時などの行動やサインを紹介していきます。

ネザーランドドワーフのおよねちゃん

後ろ足で床をダンッ!

通称「足ダン」ですが、こちらは『スタンピング』とも言って、本来野生下にいるウサギたちが危険を察知したときに巣穴の中にいる仲間に危険を知らせるための行為です。

ペットうさぎのルーツであるアナウサギ

ペットのうさぎさんの場合は、怒った時や嫌なことをされた時など、何か気に食わないことがあった時に両後ろ足で床をダンッ!と蹴ります。小さな体でもなかなか大きな音がするので初めて聞くときは驚くかもしれません。

これも大事なうさぎの自己主張です!

ケージから出して!ごはん早く!などなど様々なシーンで足ダンをして自己主張をする子が多いかなと思います。うちのうさぎさんは私が爆笑していたり、ケアをするために抱っこして解放された瞬間にダンッ!!と一発大きくやったりします。そんなときは「ごめんよ~」と言っておやつで気を紛らわせてから「嫌なことなんてなんにもなかった、なんにも起こらなかったよ~」と言っています。それで納得してくれているかどうかはわかりませんが…。

一方で、ほとんど足ダンしないなんて子もおります。

うちの1匹のうさぎさんがまさにそのタイプで、年に1回足ダンを聞くか聞かないか。穏やかなのか、細かいことは気にしないタイプなのか…。

感情表現の中のひとつなので、足ダンをしょっちゅうするから怒りっぽいなんて捉えず、ストレートに感情を表してくれると考えてあげましょう。また、そういった子は少し臆病さんだったりするので、こういった音が嫌い、こんな時驚いて足ダンするなどを把握して気を付けてあげると、その機会も減るかもしれません。

「ブーッ!」と鼻を鳴らす

ひとつまえの記事で甘えている時やリラックスしている時に「ぷうぷう」鼻を鳴らすと書きましたが、それとはまた違った、もう少し強く大きな音を出したときは怒っている時の行動です。表情がわかってくるようになると、そういった時にはお顔(目や筋肉など)もとてもムッ!としているのがわかります。

あまり怒らせてしまうとパンチやガブッ!と噛まれてしまうこともありますので、そっとしておいてあげましょう。

「キーッ!」っと鳴く

この声は極限状態の時に出します。強い痛みや身の危険を感じた時に出すものなので、それを聞いた私たちも本能的にヒヤッとゾクッとするような音なのです。

一緒に生活する中で一生聞かない飼い主さんもいらっしゃると思いますし、とてもビビりなうさぎさんだとわりとちょっとしたことでこの「キーッ!」という音を出す子もいたりします。

前足でパンチをしてくる

ケージにてお入れた時などに両前足でパンチをしてくる時は縄張りに入ってきたものに対しての威嚇や出ていけ!という意味です。パンチの時に「ブッ!」や「ブーッ!」などと鼻を鳴らすことも。

ふとした時にうさぎさんの顔の前や前足の近くに手を出した時なんかもパンチされたりすることも。突然のことで驚いて自衛の意味もありますので、うさぎさんの顔の前に手を出すときは声をかけながらであったり、手のひらだと大きくてびっくりしてしまう子もいますので、人差し指や指先から認識してもらってから触ってあげるなどしてあげましょう。

ほかにはおやつの催促の時も手やおやつの袋をパンチする、なんて食いしん坊さんも。

ブランケットをパンチするゆきお君

急に噛みついてきた

飼い主さんからしてみると「突然」のことかもしれませんが、うさぎさんが噛むのには必ず理由があります。怖いことがあったり、怒ったりしたときに嚙むのですが、自分のテリトリーに突然入って来たり、他のうさぎさん(よそのうさぎさんだったり)と触れ合ってその匂いが気に入らなかったり、ほかの動物さんの匂いが嫌という子も。理由は様々です。おうちの子がどうして噛まなければならなかったのか、理由をしっかりと見つけてあげましょう

他に、発情中などは気に入らない云々にかかわらず、大興奮で見境なくカプッとしてしまうことがあります。

かむことが癖になってしまうと飼い主さんにとってはよろしくないので、
トレーニングが必要になります。これはまた別の機会に・・・

鼻で強めにツンツンしてくる

優しくつんつん…としてくれる時は「ねえねえ。」とか「ここにいるよ~。」なんていう意味だったりするのですが、強めにつんつんグイグイしてくるときは大体どいてほしい時。「そこ邪魔だよ。どいて。」なんて意味があります。そのままどかないと強硬手段でカプっと甘噛みをしてくる子や、元々力が強くて甘えているだけなのですが、とても強めのつんつんをする子もいますのでうさぎさんの主張の違いを汲み取ってあげてくださいね。

においをかいだだり、ツンツンしたり、かるくかんだりして、自分のものだというマーキングの意味もあります

歯ぎしりをしている

こちらもひとつ前の記事でリラックスしている時にしますとお話ししましたが、歯の調子や体調が悪い時にも見られる行動です。 咀嚼時に歯に何か挟まったようなモグモグとした動作をしたり、私はミルキーが挟まったと時みたいだ…と思っているのですが。普段の咀嚼と違う感じがする時は歯が伸びていたりすることがあるので一度病院で診てもらうのが良いかもしれません。歯が原因の場合は酷くなると食欲が落ちたり涎が出てきてしまったりします。そうなる前に早めに気づいてあげられるよう、普段から食事の風景も見てあげるようにしてください。不調も見抜けるようになって、うさぎさんのモグモグシーンで癒されてwin-winですよ♪

食べものが歯に挟まった瞬間
咀嚼の度にこのような口の動きをしている場合は注意が必要

以上、うさぎさんが発するサイン・行動(不安、不満、体調不良編)でした。

次回はおまけ編。「この行動もよく見る~!」というジャンル分けできないものを少しだけ紹介したいと思います。お楽しみに。