うさぎの基本

うさぎに滋味あふれる食事を【ハーブ編】

GEX ヘルシーレシピシリーズ

今回はうさぎに滋味あふれる食事を【ハーブ編】。うさぎが安心に食べられるハーブをご紹介します。ハーブは香りのよさと薬効があるため、体力的に弱っていて薬に頼りたくないうさぎには適し、免疫力を高めたり、食欲を刺激することができます。ただし、香りや味にクセがあるのでうさぎが全く味を受け付けない場合もあり、大量に与えるものでもありません。普段のごはんにトッピングするなどして、まずは反応を見ながら量を調整していきましょう。

うさぎの食べられるハーブの紹介

今回は香りのよい生の葉を楽しむハーブを中心にご紹介します。

シソ科

シソ

科名:シソ
学名:Perilla frutescens var. crispa
旬/6~11月
香り成分/ペリルアルデヒド

特徴&与え方

βカロテンや、ビタミンB、カルシウム、カリウムといった栄養素を多く含む。βカロテンは皮膚や粘膜の細胞を健やかに保つ。さわやかな香りと味で、食欲が落ちたうさぎに。粉薬などを与えるときに葉に巻いて使うことができる。

シソ

ミント

科名:シソ科
学名:Mentha
旬/5~10月
香り成分/カルボン、メントール

特徴&与え方

ペパーミント、スペアミント、アップルミント、レモンミントなど種類いろいろ。ビタミンB2やナイアシン、葉酸、ビタミンA、ビタミンCなどがあり、カリウムやリン、などのミネラルも豊富。メントールの清涼感があるので精神的な緊張や呼吸器系の不調にも。葉を2枚くらい与えるので十分。ペパーミントは薬効が高いので、少量で与えること。

ミント

バジル

科名:シソ科
学名:Ocimum basilicum
旬/7~10月
香り成分/リナロール

特徴&与え方

βカロテンが含まれるほか、ビタミンEやCなど、抗酸化作用が強い栄養成分が含まれています。また健胃作用があり、胃を正常な状態に維持する働きがある。葉を2枚くらい与えるので十分。

バジル

セージ

科名:シソ科
学名:Salvia officinalis
旬/7~10月
香り成分/シネオール

特徴&与え方

セージは種類が豊富ですが、うさぎの食用に向いているものは限定されるので注意。英:Common Sage、学名 Salvia officinalisと表記されているものはOK。和名は薬用サルビアです。タンニン、フラボノイドが含まれ、全身の強壮作用、消化促進、健胃整腸、解熱、血圧降下の作用のほか、香りには神経の不安を除く働きもある。薬効が強いので妊娠中のうさぎは避ける。葉を乾燥させてフードの上からトッピングするのがおすすめ。

セージ

オレガノ

科名:シソ科
学名:Origanum vulgare
旬/6~8月
香り成分/カルバクロール

特徴&与え方

ビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2、脳神経を正常に働かせるナイアシンが含まれている。その他、ミネラル類であるカルシウムやリン、マグネシウムを豊富に含み、カリウムも含む。葉を生かドライにして少量で与える。

オレガノ

セリ科

セリ

科名:セリ科
学名:Oenanthe javanica
旬/2~4月
香り成分/オイゲノ―ル

特徴&与え方

春の七草のひとつ。β−カロテン、ビタミンC、カリウム、鉄、 カルシウム、食物繊維などが含まれている。入手できる期間は冬から春先などに限られる。葉と茎を生で少量で与える。

セリ

パセリ

科名:セリ科
学名:Petroselium crispum
旬/3~11月
香り成分/ピネン、アピオール

特徴&与え方

β−カロテン、ルテインなどのカロテノイドやフラボン系のフラボノイドなど、抗酸化成分を豊富に含んでいる。健胃作用、免疫力向上の働きもある。葉と茎を生で少量で与える。葉と茎を生で少量で与える。

パセリ

明日葉

科名:セリ科
学名:Angelica keiskei
旬/2~5月

特徴&与え方

ビタミンB2、ビタミンC 、ビタミンE、カロチン、カルシウム、鉄分などビタミンとミネラルが豊富に含まれている。 成長力が強く、今日葉を摘んでも明日にはもう新しい葉が出ているという事からこの名前がつけられている。うさ飼いさんが一度与えるとはまってしまうことが多い。それだけ栄養価が高く、うさぎの食いつきがよいからである。産地が限られていて(伊豆など)、暖かい土地を好むため、入手できる場所や時期が限られる。 葉と茎を生で少量で与える。

明日葉

三つ葉

科名:セリ科
学名:Cryptotaenia japonica Hassk
旬/3~8月
香り成分/クリプトテーネン、ミツバエン

特徴&与え方

βカロテンやカリウムが豊富に含まれ、様々な病気の予防や視力維持。香り成分は、精神安定や食欲増進などの効果がある。葉にはビタミンCやAがたくさん含まれている。葉と茎を生で少量で与える。

三つ葉

ディル

科名:セリ科
学名:Anethum graveolens
旬/5~7月
香り成分/チモール、カルバクロール

特徴&与え方

ビタミンB1、B2、C、葉酸、ナイアシン、カルシウム、マグネシウムなどが含まれ、鎮静作用、呼吸器障害の沈静、利尿作用、消化促進、殺菌作用がある。葉と茎を生で少量で与える。

ディル

イタリアンパセリ

科名:セリ科
学名:Petroselinum neapolitanum
旬/3~11月
香り成分/アピオール

特徴&与え方

β-カロテン、ビタミンKを多く含む。βカロテンやビタミンCなどのビタミン、鉄やカリウムなどのミネラルが含まれている。葉と茎を生で少量で与える。葉と茎を生で少量で与える。

イタリアンパセリ

そのほか

ルッコラ

科名:アブラナ科
学名: Eruca vesicaria
旬/春、秋

特徴&与え方

ビタミンCやEが豊富で特にカリウムやカルシウム、鉄分が多く、胃の調子を整えたり、高血圧や骨粗しょう症、貧血などの予防にも。アブラナ科の野菜は甲状腺機能に影響を与えるので少量にしましょう。

ルッコラ

特記事項

  • ほかにもローズマリーやカモミールなど、生よりドライにしたほうがおすすめのハーブもあります。
  • ドライを探す場合は人用のハーブティーの材料を入手するとよいでしょう。
  • ご紹介したハーブは種・苗から育てるのがおすすめ。筆者はイタリアンパセリ、パセリ、バジルは庭で育てていますが、イタパセ・パセリはかなり大きくなります。バジルは春夏は元気ですが、寒さに弱く、冬を越せないので冬時期は温かいところに移動できるようプランターがいいかもしれません。
  • カルシウムやシュウ酸を多く含んでいるハーブは、尿石症の疑いがあるうさぎには与えすぎに注意しましょう。