うさぎの基本

牧草畑への雪の影響

2022年12月23日、大きな寒波が到来し、高知市は観測史上1位の積雪を記録しました。と言っても積雪量は14センチですので、雪国の方からすると、あれっと思われるかもしれませんが・・・ただ、ほとんど雪の降らない南国高知からすると、ビックリする雪の量でした。また、2023年1月25日も大型の寒気により、再度雪が降りました。今回は12月ほどの積雪量ではありませんでしたが。さて、今回は12月にイタリアンライグラスの畑に積もった雪についてお伝えします。

雪が積もったイタリアンライグラスの牧草畑

下の画像を見ていただくと分かりますが、12月の積雪で、当園のイタリアンライグラスの畑は分厚い雪に覆われました。今までも雪がうすく積もることはあったのですが、こんなに多くの雪に埋め尽くされたのは初めてのことです。 画像の手前にイタリアンライグラスの緑色が見えますが、これは当日にどうしても収穫する必要があったため、やむなく手で雪かきをした直後で、イタリアンライグラスが雪から顔を出したように見えますね。

雪が積もったイタリアンライグラスの牧草畑

雪による傷み

イタリアンライグラスへの雪の傷みを心配しておりましたが、雪かきをしたところ、一部葉が凍ったりしていましたが、全体がダメになっていることはありませんでした。イタリアンライグラスは寒い場所で生育する寒地型の牧草で、低温に強いということを改めて認識したことでした。

雪の中でも青々としたイタリアンライグラスの葉が見えています

まとめ

イタリアンライグラスは降雪による大きな被害はありませんでした。もしオーツヘイが収穫中だった場合には、ライグラスよりも寒さに弱いため、大きな影響を受けていたかもしれません。自然の影響を大きく受ける農業の現場ですが、暖かい土地だから雪は降らないなんて思わずに、雪に備えて冬の作業に取り組んでいきたいと思います。

ABOUT ME
小島学 (オジママナブ)
うさぎさんのために生野菜やチモシー牧草を栽培している専門農家。 一羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。 うさぎ畑オンラインショップ(https://www.rabbitfarm.jp/)を運営中。 高知県在住。