【シニアうさぎのお風呂事情①】の続きとなります。
②では実際にお風呂に入ってる様子、お風呂中にかける時間等を細かくご紹介していきます。
いざ、お風呂へ
1.風呂桶にぬるま湯を溜める
熱すぎず冷たすぎず、人肌より温かめの温度にします。
大体桶の半分弱の量となるようにしています。
2.洗いたい箇所のみを桶に入れ、汚れをふやかす(1分)
Nicoleが洗いたい箇所はお尻~後ろ足のみ。必要な部分だけが洗えるよう下半身のみ桶に入れています。
こびりついてしまった排泄物、おしっこ汚れ等をふやかし、軽いタッチで揉み洗いします。
3.ぬるま湯を入れ替え、シャンプーを少量入れて洗う(2分)
使用しているプロテハートシャンプーは少量でしっかり泡立つ為、少量しか入れていません。 お尻~足にかけて軽く揉み洗いします。
4.ぬるま湯を入れ替え、洗い流す(1分×3回)
シャンプーが残らないようしっかり洗い流します。プロテハートシャンプーは泡立ってもしっかり流れるので、3回ほどぬるま湯を入れ替え洗い流しています。
5.タオルドライ後、ドライヤーで乾かす(15分)
濡れた毛、お尻周りをしっかりタオルドライしていきます。その後ドライヤーで乾かしますが、熱風が当たりすぎないように大体50cm程度離したところから当てるようにしています。長時間同じ部分に当ててしまうと熱くなりすぎてしまうので、「2~3秒当てたらドライヤーを動かす」というのを繰り返します。まずは背中~お尻にかけて、その後お腹~足の内側を乾かしていきます。
またNicoleはお尻周りが脱毛している為、皮膚に直接熱風が当たらないようタオルで覆いつつ乾かしています。
6.指の間を乾かしつつマッサージ(5分)
指先マッサージを行いつつ足指の間が乾くようにタオルを用います。足指~関節~太もも~お尻とマッサージしていきます。
7.外用クリームを塗って終了!(4分)
皮膚がかぶれている部分にはオゾン軟膏、脱毛している部分にはパンフェノンエッセンスを塗って、全ての工程が終了です。 なるべく負担とならないよう、30分以内に全ての工程が終わるようにしています。
うさぎさんのお風呂問題
うさぎさんには基本的にお風呂は不要です。自分でしっかりと毛づくろいができる、毛が乾きにくい、皮膚病になりやすくなる、必要な菌まで流れてしまう等、不要な理由はたくさんあります。 ただ、それは健康で元気なうさぎさんに限ったこと。病気や高齢により自身を綺麗にすることが難しくなってしまう子もいます。少しでも元気に健康でいてもらう為、「お風呂」という選択肢もあることを伝えられたらなと思います。