うさぎの基本

うさちゃん周りのSDGs

SDGs とは「Sustainable Development Goals」を略したもので、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ぶ、国際社会共通の目標です。
これには17 の目標がありますが、その12 番目に持続可能な消費と生産のパターンを確保する「つくる責任、つかう責任」が定められています。 私たちは日々うさぎと暮らしている中でいろいろと廃棄するものが出てきます。しかし少し手を加えれば、うさぎと私たちが喜べるものになるかもしれません。そんな一例をご紹介します。今回は読者さんから届いたSDGsのアイデアをご紹介します(オリジナル寄稿&うさぎと暮らすNo.86より改編)

食べ残しの牧草再利用 編集部

我が家のうさぎ(今2匹)は、一番刈りをまあまあ食べる時期とあまり食べない時期があるため、どうしても廃棄が出てしまい、非常にもったいなく思っております。

そこで、毎度、うさぎのトイレのうんちと一緒に余った牧草を庭にまいたり、雨の日の翌日に土に埋めて、たがやしております。だいたい6年近く続けてまいりました。引っ越してきた当初の我が家の庭は日当たりが悪く、ドクダミの根が張りめぐり、ほかの草が一切育たない状況でありましたが、現在は庭の一部が生まれ変わりました。

ホワイトセージやユーカリは人に挿し木用にプレゼントできるくらい株や枝が増えています。エルダーフラワーは花が咲きませんが、小さな苗木が今や中木になっています。

感じるに牧草を土に混ぜることで、発酵してたい肥になるだけでなく、空気が入ってフカフカになっているように思います。土にはミミズがとっても増えました。

牧草をまいた土
ホワイトセージはよく増えて花が咲きました
ユーカリも増えました

抜け毛・うんち・未開封フード にこぴままさん

ぽけちゃん

 

☆抜け毛
ひげやつめや抜け毛は保存しておき我が子の羊毛フェルトとして生まれ変わっております。先代のお空の我が子はフェルト作家さんに手作りでつくっていただきました。SDGsかつ近くにいてくれている気がします。


☆うんち
何かに再利用できないか考えておりベランダの植木の土にまぜてみました。たまたまかもしれませんが、うさぎのために栽培している一年草のバジルの葉っぱがラス1枚だったのが生き返り、今ではまた収穫できるほどになりました。


☆フード

先代の我が子がなくなり残ったフードは未開封のものもあり、保護団体へ寄付いたしました。

イメージ


「食べなかったフード」春ねーさん

池のコイのご飯にしています(笑)。もしくは食べる子がいる方に郵送して廃棄にならないように使っています! 抜け毛は洗って干してクッションのワタにすることもあります。

イメージ

「牧草」「抜け毛」「うんち」 ゆーぴょんさん

我が家のそらまるは、牧草がパラパラしているとなかなか食べてくれないことがあるので、長いものをまとめて束にしてあげています。三つ編みにするともっと喜んで食べてくれました。
次は抜け毛です。集めて羊毛フェルトの毛に混ぜました!これでいつでも会えるので、思い出にも残ります。
最後はうんちです。お庭の花壇にまいています。家の周りは野良猫が多く、トイレ場にされていて困っていました。うさぎのうんちをまいたところ、猫に粗相される回数が激減!!今までいろいろ試しましたが、これが一番効いた気がします。
うさぎがうちの庭のヒエラルキートップに立てたかな?(笑)

そらまるちゃん

「購入の仕方」 モイままさん

ネットでモイの牧草を6袋セットで1商品として購入しています。その際、備考欄におまけは、えん麦以外でお願いしますと記入していますが、たまにえん麦が入ってくる事があります。
そんな時は、知り合いの方にスマートレターで郵送しています。その方のベランダには、毎朝のようにすすめちゃんが来るそうで、えん麦の話をしたら、欲しい!と言ってもらえました。それからというもの破棄せずにすずめちゃんのごはんとして、役立ち嬉しい気持ちになっています。

モイくん
スズメイメージ

「ラビットフード」「牧草入れ」 うなシロさん

スノーちゃん

うちのうさぎ達(クリ、ライト、スノー)は好き嫌いがなく、フードの食べ残しはありません。いいことです。
グルメのうさぎさんがいて、高級なフードも食べなかったので、うさぎのふれあいスポットに持って行ったら大喜びだったとか。保護団体さんもいろいろで、開封後はNGというところもあります。
下に落ちた牧草は毛が付いているので、あきらめて処分。なるべく落ちるのを少なくする牧草フィーダーを使用しています。

みなさんもうさぎ周りのSDGsのアイデアをお持ちでしたらぜひご寄稿ください!