うさぎの基本

うさぎアンケート2「うさぎの飼育環境」

うさ飼いさんは自分以外のうさ飼いさんがうさぎとどんな暮らしをしているのか気になるらしいー。というわけで、5年前になりますが、SNS、うさぎ専門店にご協力をいただき、うさぎの暮らしや健康についての大掛かりなアンケート調査を実施しました。「うさぎと暮らす」の読者以外にも数多くのうさ飼いさんにご協力をいただきました。『うさぎの暮らし』がおおよそわかる貴重なデータを2回にわたり、掲載いたします。

アンケートその1の「飼っているうさぎについて」はこちらをご覧ください!

うさぎアンケート1「飼っているうさぎについて」 うさ飼いさんは自分以外のうさ飼いさんがうさぎとどんな暮らしをしているのか気になるらしいー。というわけで、5年前になりますが、SNS、う...

今回は主にうさぎの飼育環境についてです。

うさぎの飼育環境

データについて
アンケート期間:2015年8月中旬〜10月末まで
飼い主さん:210人
うさぎ:308匹
収集方法:メール、FAX、手紙

生活環境について

へやんぽの時間

うさぎのへやんぽ時間

テリトリーの広さ

うさぎのテリトリーの広さ

まず「テリトリーの広さ」で、一番多かったのが「2畳〜5畳くらい」というご意見。2畳ではうさぎがジャンプするには少し狭いかもしれませんが、おもちゃや隠れ家を配置してあげれば、楽しく遊んでもらうには十分なスペースであると思われます。

一方で、飼い主さんはうさぎのためにワンルームを開放しているというご意見も非常に多く、「6畳〜リビング全体」を合計すると全体の31%にも及びます。つまりうさぎに一部屋分のスペースを与えているお家は少なくないという事がわかりました。

一度、外で遊ぶ喜びを知ってしまったうさぎはケージから「だせーだせー」とケージを噛んだりしてアピールするようになるケースがあります。そのように遊ばせているうち、最初はサークルで狭めていたテリトリーも次第に広がっていき、そしてついに一部屋を提供することに…なんて、皆さんの暮らしをついつい想像してしまいました(笑)。

うさぎの生活環境

うさぎが1匹になる時間

うさぎが1匹になる時間

みんなの留守時の対策

  • 最高気温、最低気温がメモリーで残る温度計を置いている。
  • 天気予報等で気温の変化を読んでエアコンを調整しておく。
  • 停電になってもエアコンがつくリモコン。
  • 冷暖房はつけっぱなし。昼間も暗い時には電気もつけています。
  • ネットカメラ、エアコンの遠隔操作をしている。
  • カメラは今は付けていませんが、付けるか検討しています。
  • 飼育環境の状況把握として、カメラを設置はしてありますが、個々のケージを見てはいません。
  • 夜勤時はペットシッターを頼んでいる。
  • 会社が近いため昼休みに帰宅しています。体調があまりにもよくないときには会社へ同伴しています(会社の了承有り)。

へやんぽ・うさんぽ・にわんぽ・ベランポしてますか?

へやんぽ

「へやんぽ」は部屋の中を散歩させることです。

うさぎのへやんぽをしているか

うさんぽ

「うさんぽ」は外で散歩をさせることです。

うさぎのうさんぽをしているか

にわんぽ

「にわんぽ」は庭で散歩させることです。

うさぎのにわんぽをしているか

べランポ

「べランポ」はベランダを散歩させることです。

うさぎのべランポをしているか

うさんぽについては、「一度連れて行ってみたところ、全く動かなかったのでそれ以来していない」というご意見と、「これからうさ友さんを作ってぜひ行ってみたい」というご意見が目立ちました。

うさぎは外に出ることに性格差もあります。他のうさぎと触れ合うことがNGなうさぎもいるということを忘れないようにしてくださいね。これからうさんぽを、と考えている方は、まずはお家の庭やベランダで短時間遊ばせてみることから始めてみては―。

へやんぽ・うさんぽ・にわんぽ・ベランポについての声

  • 専門店のうさんぽ会に参加。たくさんのうさ友さんと知り合うことができます。
  • にわんぽは春と秋の気温が適温の頃に月2回くらい出来たらいいなと思っています。うさんぽ仲間は残念ながら近所にうさ友さんがいないので、いません。
  • うさんぽに適した公園などが近くにないためしていません。
  • うさんぽ、ベランポはした事がなく、他のうさぎさんと合わせた事も特にない。専門店のホテルに泊まってもらう時はあるので、他のうさぎのにおいくらいはかいでいる。
  • ベランポをしてみたら広すぎて落ちたり、逃げたりが心配でやめた。
  • 大人数でのうさんぽ会ではなく、1匹だけでのうさんぽはよいと思う。
  • 仲間はいるが、前回おびえていたため、次回は検討中。
  • 外でのうさんぽはしたことがありません。
  • うさんぽに挑戦しましたが、リードをつけるとパニックになったのと、他のうさちゃんと会わせても隠れるので外はやめました。
  • にわんぽはこの夏に芝をひいたので2回してみました。柵で囲みました。リードを嫌がるので外は行けません。
  • ベランポをしてみたら広すぎて落ちたり、逃げたりが心配でやめた。
  • うさんぽ会に一度参加してみたいです!うさんぽ仲間も欲しいです。
  • うさんぽは、5回程しか経験してません。苦手なようですぐにひざに乗ってきて座り込んで動きません。

うさぎのトイレのしつけ

うさぎのトイレのしつけに関しての声をご紹介します。

「ほぼできている」の内訳

  • ケージではほぼきちんとトイレでできるのですがへやんぽ中はできてません。
  • トイレを設置していない。トイレエリアにしている。
  • 一応コーナートイレにはしますが、時にタオルや毛布(敷いている)にすることがあります。
  • 基本的にはトイレでするが、寝てる場所でする事が多々ある。
  • 基本トイレでたまにケージの端でしてしまう。
  • ケージ内はできている、へやんぽでは50%。
  • 高齢でトイレ撤去、おしっこはOK。

できていない方の対策

  • トイレの数を増やして対策した。
  • マーキングなどをされそうなところにペットシーツを敷く、トイレは3つ、タイルカーペット。
  • トイレでしたらほめる、お尻をあげそうな時に誘導する。
  • ただただ、●は拾う。
  • 排せつ物をされてもいいテリトリーで生活させている。外でおしっこしたらケージに帰す。
  • ペレットは少なめに牧草は多めに。賛否ありますが、生野菜や生果物もあげています。万が一病気になった時の体調管理に食べられるようにとの思いです。
  • シンプルな食生活と環境を維持する事。過保護になりすぎず、うさぎ本来の生きる力や習性を理解し、過干渉にならないようにしつつ、見守る事。
  • 股関節骨折のため、全く出来ていません。トイレ以外の場所が排せつ場所でトイレはベッドです。排せつする場所にトイレを移動したり、色々工夫しましたが惨敗でしたので、今は特に何も対策はしておりません。

うさぎの健康

健康のためにしていること

うさぎの健康のためにしていること

健康のためにしていることの声

  • 「ありがとう」「大好き」等の言葉を頻繁に掛け、普通に話しかけたりしてコミュニケーションを取って心を通わせるようにしている。
  • 毎日のボディチェック。マッサージをかねて、全身くまなくさわります。
  • 規則的な生活、トイレなどをきちんと掃除する、おやつはあまりあげない。
  • 牧草を主食に、ペレットやおやつは少なめに。適度な運動。
  • 基本的なことですが、食事は牧草メインで、朝晩大さじ一杯のペレットをあげています。おやつはあげすぎないように少量で、生野菜や果物、自家製の乾燥野菜、市販のものは無添加のものを選んでいます。毎日グルーミングやブラッシングもしています。
  • 毎日触って違う反応をしないか。
  • 朝晩のケージ掃除時にウンチ、おしっこのチェック。
  • お手手がすれたり体が冷えないように、ケージ内のスノコの上に遠赤外線のマットを敷いている。
  • 適度な運動をさせている。クッションなど柔らかい素材で障害物を作り、おやつの時間にダッシュ&ジャンプするのが日課。
  • 定期的にグルーミングをお願いして、毛球症にならないよう気を付けています。
  • ペレットは毎食量りで量る、グルーミングをする、下手くそですがTタッチをする、朝晩掃除をしっかりする、一緒に遊んでいただく。

かかりつけの動物病院に通っている理由を教えてください

かかりつけの動物病院に通っている理由

かかりつけの動物病院に通っている理由の声

  • 深夜まで診てくれる、先生がうさぎに慣れている。
  • 先天性不正咬合で歯のトリミングが必要なため。他の病院では「カット」と言われましたが、こちらの病院ではきちんと削ってくれています。
  • 徒歩で通院可能な範囲にあり、うさぎの知識も豊富でたいへん丁寧に診ていただけるため。病院は「あなたがウサギに出来ること」というサイトで検索。
  • 病院でミニレッキスを飼っているので、うさぎのことはよくわかる病院だと思っています。
  • 飼い始めた頃自宅から近かったため。今は引っ越したのですが、先生が優しくて信頼できるので引き続き通っています。
  • 信頼出来るうさ友さんが通っていて評判が良かったので。
  • 24時間対応・うさぎ担当医がいる・前のうさぎがお世話になった。
  • 院長の診察が丁寧。きちんと話を聞き、答えてくれるから信頼している。

うさぎに関する悩みは何ですか?

  • シニアになって調子が悪くなってきて心配(仕事、金銭面)、肥満。
  • 給水ボトルを使わないから脱水にならないか心配。
  • シルバーライフの介護について。仕事をしているため、介護になった時の不安がある。
  • 自分がこの先何年うさぎを飼えるか、世の中の不幸なうさぎがいることが許せない。
  • 気温の低い時期は夜間(未明頃)に食糞で床やおしりを汚す。
  • 発情する、トイレを使わないでダンボールにする。
  • しゃべらないから気持ちがわからない。
  • ケージでおしっこをしなくなったため預けられない。
  • 抜け毛が多く、毛の処理が大変。