日中の気温が下がってきて、すっかり秋めいてきました。うさぎ畑の農園では、10月から本格的に秋冬野菜の収穫がスタートしました。その中で今回は、カラードグリーンについて、ご紹介したいと思います。カラードグリーンは、別名コラードとも呼ばれています。アメリカやヨーロッパ、アフリカなどで流通している葉野菜で、日本ではあまり見かけることのない珍しい野菜です。キャベツやブロッコリーと同じアブラナ科野菜で、結球しないタイプのキャベツと言えば分かりやすいでしょうか。栄養面では、ビタミンC、A、Kなどを豊富に含む冬野菜で、うさぎさんの健康管理にピッタリです。では、栽培についてご紹介します!
植え付け
カラードグリーンは、種を直接畑にまくのではなく、ポットと呼ばれるプラスチックトレーに種まきし、1か月程度そのまま育て、苗の状態にしてから畑に植え付けます。その方が畑の土に根がなじみやすく、枯れてしまうリスクも低下するからです。
成長途中
植え付けられた苗は、その直後に水やりとしっかりとすることで、土に根が密着し、根の成長がすぐに始まります。そのことを活着(かっちゃく)と言います。植えてから1週間程度は、苗に異常がないか注意深く見守ります。スムーズな成長につながる大切な期間なのです。
収穫
カラードグリーンは、外側の大きな葉をかき取るようにして、1枚ずつ収穫します。緑が濃く、シャキシャキした葉野菜はうさぎさんの大好物です。必死に食べてくれるので、こちらもうれしいです。
まとめ
いかがでしたか? カラードグリーンは、日本ではあまり栽培されていないため、なじみがない野菜ですが、うさぎさんがとても喜んでくれるお野菜のひとつです。このようなお野菜をこれからも探して、栽培していきたいと思います。ありがとうございました。