うさぎグッズ

【クローズアップシリーズ3】ペレット(ラビットフード)

今回は最終回。うさぎの食餌全体の中でのペレットの立ち位置や、うさぎに適したペレットの給餌方法についてご紹介します。

「牧草6:ペレット3:野菜など1」

ペレットは正しく取り入れることで健康維持につながりますが、牧草を与えずに主食として与えたり、与えすぎると不正咬合や肥満など、病気を招く原因になります。ペレットに表示されている分量は、体重の4~5%が目安(体重1kgなら4%は40g)とされているものが多いですが、牧草をしっかりと食べていれば、この目安は少々多めであります。規定量の8割を目安にしましょう。

体が小さい、肥満気味の場合は前後10%の増減をするとよいでしょう。ペレットは朝・夕2回に分けて与えます。理想の食餌の比率は「牧草6:ペレット3:野菜など1」を目指しましょう。

うさぎの理想的な食餌バランス

ペレットは必ず計って!

毎回うさぎに与えているペレットの分量、目分量で、このくらい…と手づかみで与えてはいませんか?

これは絶対的にNGです。

またご家族でうさちゃんにごはんをあげる方がばらばらという場合、正しい給餌量で与えることができていないかもしれません。もちろん毎回計ってあげるのは難しいかもしれませんので、家族で共通のペレット容器を作っておくとよいでしょう。

ペレットは計りましょう

下記の写真のようにうさぎに適したペレット給餌量を一度食品スケールで測ります。ちょうどよさそうな容器をに入れます。その容器の分量位置に印をつけておくだけです。

あるうさちゃんの飼い主さんを取材したとき、ペレットを数日分を試験管容器(ふたはコルク)に小分けにしている方がいました。その方のご家族が間違えずに与えられるようにしているそうです。

家族で共通のペレット容器を用意すると便利!

特にぽっちゃりしてきて、動物病院で「もっとやせたほうがよいですよ」とアドバイスを受けているようなうさちゃんはペレットの与える量をきちんと管理されたほうがよいと思います。ペレットの与える量を見ながら体重を定期的に量るようにします。

下記のような日記をつけてもよいでしょう。食欲の波や体重の変調に気づくことができます。

うさぎのしっぽの健康手帳

ペレットを切り替えるとき

うさぎは突然ペレットを切り替えると拒絶して食べなくなってしまうことがあります。メーカーが違う製品はもちろん、同製品の新品であってもそのようなことが起こります。ですからこれまで食べていたペレットに少しずつ新品を混ぜていき、慣らしてあげましょう。

また獣医さんやうさぎ専門店が推奨する『健康性が高いペレット』を与えている場合、その商品はうさぎにとって嗜好性は低い場合があります。そこへ嗜好性が高いもの(アルファルファ・はちみつ入り、あるいはドライにんじんなどのおやつがブレンドしたもの)を与えてしまうとなかなか元のペレットに戻れないことがあります。うさぎがペレット自体を食べてくれないことには意味がありませんが、よく食べるからといってそちらへ流れすぎるのは考え物。うさぎはもともと粗食な動物で十分で、自ら高栄養な盲腸糞を作り出し、食糞しているということを忘れないようにしましょう。

毎日与えるペレット選びはとても大切であり、値段やパッケージの印象に惑わされず、うさぎの年齢、体型、普段との食餌バランスやメーカー表示の成分など、総合的に判断して選ぶようにしましょう。