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イネ科牧草の根を見たことがありますか?

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みなさん、うさぎさんのイネ科牧草の葉や茎の部分は日ごろ与えるために触っていると思いますが、根っこの部分は見たことがありますか?

牧草に関わらず、根っこは植物が水分を吸い上げ、土壌から栄養分を取り込むための大切な器官なのですが、土の下にあるため、目にすることはほとんどないですよね。今回は、イネ科牧草のイタリアンライグラスとオーツヘイの根を写真でご紹介しながら、うさぎさんの大切な主食である牧草の知識を深めていただこうと考えています。ではいってみましょう!

イタリアンライグラスの根っこ

イタリアンライグラスの根はひげ根と言い、多数の細い根が同じような長さで伸びています。根が発生しているのは茎の下部で、ひげ根のメリットとしては根が切断、または地上部に掘り出されたとしても、土に再度接着することで、根が再生しやすいという性質があります。イネ科牧草の2番刈りや3番刈りはこの性質を利用している栽培方法ですね。

オーツヘイの根

続いてオーツヘイの根ですが、同じイネ科だけあって、イタリアンライグラスの根とよく似ています。茎から直接細いひげ根が多数伸びています。ひげ根は再生しやすい性質があるのですが、反面土に深く伸びていけないため、浅い土壌での生育となり、地上部の幹が大きくすることができません。大きな樹木は幹が太く背が高い分、根も土中に深くまで伸びています。ひげ根の植物はそのような生育の性質はありません。

番外編 たんぽぽ

番外編として登場するのはうさぎさんも大好きなたんぽぽの根です。たんぽぽの根は主根と側根で構成されていて、長い主根が地中深くまで伸びて水分や養分を吸い上げます。主根から細い側根がたくさん出ていて、主根を支えています。この根の植物は、主根が切られると再生しにくいという性質があります。そのため、栽培方法としても、植え替えが適しません。

たんぽぽには長い主根があります

まとめ

いかがでしたか?イネ科牧草のひげ根をご覧になるのは初めてという方も多かったのではないでしょうか。牧草を含め、植物たちは過酷な自然でも生き延びられるよう、それぞれの特性を活かしてしなやかに生きています。うさぎさんはその恵みを主食の牧草という形で与えてもらいながら生活しています。うさぎさんは美味しい牧草なくして健康に生活することはできません。この記事を通じて、うさぎさんの大切な牧草を少しでも身近に感じてもらえたら幸いです。

ABOUT ME
小島学 (オジママナブ)
うさぎさんのために生野菜やチモシー牧草を栽培している専門農家。 一羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。 うさぎ畑オンラインショップ(https://www.rabbitfarm.jp/)を運営中。 高知県在住。